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SEOライティングとは?初心者が知っておくべきコツを3ステップに分けてご紹介!!

SEOライティングをネットで調べると、いわゆる「木を見て森を見ず」と呼べるような全体の見通しが甘い情報や、抽象的な概念のみを紹介する情報が散見されます。

この記事では、まずSEOライティングの全体像を捉え、その後実際の作業の流れに沿ってコツをご紹介していきます。

それぞれのコツについては抽象的な説明にとどまらず、読者の皆様が実際に使える具体例にまで落とし込んでいきます。

SEOライティングの基礎知識

SEOライティングの基礎知識

まずはSEOライティングの基礎知識について確認していきましょう。

SEOライティングとは

SEOライティングとは、GoogleやYahoo!などの検索結果で上位表示されることを目的としたコンテンツ制作技術のことです。

SEOライティングはブログ記事で行われることが多いので、『ブログ記事を検索結果で上位表示するためのライティング技術』と理解しておくと分かりやすいと思います。

Googleで調べものをしていて、「普段自分が書く文章と違う」と感じたことはないでしょうか。

「同じ言葉を繰り返している」「論文のように形式ばっている」など感じ方はさまざまだと思いますが、SEOライティングを駆使しているためこのような特徴が生まれています。

SEOライティングの必要性

SEOライティングを意識する事でユーザーの離脱を防ぐことが出来ます。

理由としては、SEOライティングを意識して記事を作成・リライトを行うことで、検索エンジンから流入してきたユーザーに分かりやすく最後まで読みたくなる本質的なコンテンツになっていくからです。

さまざまな抜け穴が存在していた過去のSEO対策とは違い、現在のSEO対策ではより本質的なコンテンツの質が問われるようになっています。

それに伴ってSEOライティングも、より本質的なコンテンツの質を高める方向に進化しているのです。

なお、日本で主に利用されてる検索サイトはGoogleとYahoo!で、Yahoo!は2001年の頃から検索エンジンにGoogleを採用しているため、ここで言う本質的とは実質Googleの目指す形に近づいていることを指します。

Googleの目指す形については『SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。』で詳しく解説しています。

SEOライティングの2つの方向性とは

WEBサイトのコンテンツの質を判断する主体は『検索エンジン』と『ユーザー』です。

従ってSEOライティングにも、検索エンジン向けとユーザー向けの2つの方向性が存在します。

これらを理解しておくと、後述するSEOライティングのコツも理解しやすくなるので、ぜひ覚えておいてください。

検索エンジン向けのSEOライティング

検索エンジン向けのSEOライティングとは、Googleのアルゴリズム向けに最適化されたライティング技術のことです。

H2/H3などの見出しを整えたり、キーワードを散りばめたりすることがこれに当たります。

WEBサイトのコンテンツは、クローラーと呼ばれる自動巡回プログラムが巡回してきた際に、Googleのアルゴリズムによって評価されています。

この時、Googleのアルゴリズムにとって分かりやすいコンテンツにしておくことで評価が上がり、検索結果で上位表示されやすくなります。

ユーザー向けのSEOライティング

ユーザー向けのSEOライティングとは、文字通りコンテンツの閲覧者に向けたライティング技術のことです。

『Googleが掲げる10の事実』という、Googleの目指す形を表した文面の一番目に以下の項目があります。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

出典:Google が掲げる 10 の事実

Googleはそれだけユーザーにとって価値があることを大切にしているということです。

従って、ユーザーにとって価値があるコンテンツはGoogleのアルゴリズムにも高く評価され、検索結果で上位表示されやすくなります。

記事制作の3ステップに沿ってSEOライティングのコツをご紹介

記事制作の3ステップに沿ってSEOライティングのコツをご紹介

SEOライティングの基礎知識が身についたところで、SEOライティングのコツをご紹介します。

ここでは、ブログ記事を書くことを想定し、実際の制作ステップに沿って説明していきます。

ステップ1:記事構成を作る
ステップ2:記事を書く
ステップ3:記事を推敲する

それぞれのコツについては、読者の皆様が実際に使える具体例にまで落とし込んで紹介します。

ステップ1:記事構成を作る

ステップ1:記事構成を作る

競合調査を行う

Google検索1ページ目の記事の内容を箇条書きにする

まず、実際に狙いたいキーワードでGoogle検索し、検索結果1ページ目に表示されている記事を調査します。

1記事ごとに内容を確認し、『タイトル』『URL』『見出し』を抜粋していきます。

競合調査の例

以下の記事が1位にあった場合、次のように調査結果をまとめます。
SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。

【1位】

タイトル:SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。

URL:https://abentry.co.jp/blog/seo/seo-how-to-start/

・SEO対策とは?

・SEO対策のメリット・デメリット

・SEO対策の過去と現在

・…

・…

・…

この時、以下のような記事は除外し、代わりに別の記事を調査に加えましょう。(これらはドメインパワーなど別の理由で上位表示されているためです。)

・明らかにSEOライティングで書かれていない記事(Amazon、楽天の商品ページ 等)
・他の上位記事と比べて文字数が半分以下の記事
・明らかに検索意図と合わない記事

検索意図を整理する

検索結果1ページ目の調査が終わったら、狙いたいキーワードの検索意図を考えます

この時できるだけ多くの検索意図をピックアップしましょう。

検索意図の例

狙いたいキーワードが『SEO とは』の場合

・SEOとはそもそも何か知りたい
・SEOとは何の略称か知りたい
・SEOの概論を分かりやすく解説してほしい

一通りピックアップできたら、その中で競合が満たしている検索意図に印を入れてください。

ここまでできたら競合調査完了です。

記事構成の全体像を作る

次に、タイトル・見出しを作成して記事構成の全体像を作っていきましょう。

検索意図を満たすタイトル・見出し構成を考える

事前にピップアップした検索意図をもとに、見出しの構成を作りましょう。

まずは箇条書きで良いので、検索意図を可能な限り網羅的に満たすようなタイトル・見出しを作っていってください。

見出しは少なくともH3までを作ると良いです。

ここで、前工程印がついていない(= 競合が満たしていない)検索意図については、記事の品質向上に繋がるので積極的に満たすように構成しましょう。

タイトル、見出しでキーワードを使用する

タイトル、見出しでは積極的に狙いたいキーワードを使用しましょう。

タイトルでは基本的にはキーワードを使用し、できるだけ文章の始まりの方にキーワードを入れると良いです。

文章の始まりの方にキーワードを入れることはSEOに直接的に関係はありませんが、ウェブページは文章の始まりの方がユーザーに読まれやすいという法則があるからです。

見出しについては、全見出し個数の30〜40%にキーワードを入れると良いです。

キーワードを入れすぎると、Over Optimization(過剰最適化)としてペナルティになることもあるので気を付けましょう。

ここで作る記事構成例として、先に紹介した『SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。』を紹介します。

記事構成例

タイトル:SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。

H2:SEO対策とは?
 H3:検索順位を決めるアルゴリズム
 H3:SEO対策はGoogle対策
H2:SEO対策のメリット・デメリット
 H3:メリット
 H3:デメリット
H2:SEO対策の過去と現在
 H3:SEO対策の過去
 H3:SEO対策の現在
H2:SEO対策はスマートフォンを意識しましょう
 H3:モバイルファーストインデックス(MFI)とは
 H3:モバイルファーストインデックス(MFI)の対策
H2:SEO対策におけるキーワード選定方法
 H3:ユーザーの検索ニーズを理解しよう
 H3:キーワードを選定しよう
 H3:想定アクセス数および売上見込みを立てよう
H2:SEOの内部施策と外部施策
 H3:内部施策とは
 H3:外部施策とは
H2:良質なコンテンツを作成する方法
 H3:Googleがページの品質を評価する際の参考項目
 H3:検索結果で上位表示されているコンテンツを調べよう
 H3:SEOライティングを意識しよう
H2:SEO対策する上で弊社が利用しているツール
 H3:アクセス解析ツール
 H3:キーワード分析ツール
 H3:被リンク(外部リンク)分析ツール
 H3:モバイル対策ツール
H2:まとめ

ステップ2:記事を書く

ステップ2:記事を書く

一貫した文章にする

PREP法を使って書く

PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順番で話を組み立てる構成モデルです。

PREP法を使うと、以下の通り簡単に説得力のある文章を書くことができます。

PREP法の例

結論:SEO対策は近年さらに重要度を増しています。

理由:以前より競合の数が増え、検索アルゴリズムがより本質的になったからです。

具体例:ここ10年でWEBサイトの数は世界的に2倍以上に増加し、競合性が高まり続けています。また、以前は存在した検索アルゴリズムの抜け穴は現在ほとんど存在せず、ユーザーにとって価値のないコンテンツで上位表示を取ることは非常に難しくなりました。

結論:従って、SEO対策の重要度は近年さらに増しているのです。

記事の本文は積極的にPREP法を使い、説得力のある文章を書いていきましょう。

表現の揺れに注意する

表現の揺れとは、1つの単語に対して複数の表現がされてしまうことです。

例えば、WEB、Web、ウェブが表現の揺れに当たります。 

記事中に表現の揺れがあると、ユーザーにとって読みにくいだけでなく、SEOにも影響を及ぼす可能性があります。 

特に、狙っているキーワードの表現の揺れには注意してください。

どの表現にするか迷った際には、その単語の検索ボリュームで判断するのがおすすめです。

例えば、おすすめ、オススメ、お薦めであれば、『おすすめ』 が最も検索される表現のため『おすすめ』で統一するということです。

文章内のキーワード比率を調整する

キーワード比率の重要性については意見が分かれている部分ですが、当社の経験上は未だに重要だと考えています。

検索エンジンはプログラムであり、人間のように空気を読んで文章を理解することは今のところできません。

従って、狙っているキーワードを文章内に含め、検索エンジンに正しく文章を認識させることは大切です。

キーワード比率については、キーワード比率を文章全体の文字数の2〜4%程度が良いでしょう。

少ない(2%以下)と検索エンジンがキーワードを判断できず、逆に多すぎる(5%以上)とOver Optimization(過剰最適化)として、ペナルティを受けるリスクがあります。

以下の式の結果をもとに、キーワード量を調整してみてください。

キーワード使用回数の求め方

(全体の文字数) × 4% ÷ (狙うキーワードの文字数) = (狙うキーワードの最大使用回数)
(全体の文字数) × 2% ÷ (狙うキーワードの文字数) = (狙うキーワードの最低使用回数)

また、「この」「あの」「その」などの代名詞ではなく、名詞を使うようにしましょう。

その方が関連キーワードの比率も上がり、より検索エンジンに理解されやすくなります。

共起語を使用する

共起語とはあるキーワードと共に頻繁に出現する語句のことです。

例えば、SEOの共起語は『対策』『サイト』『検索』などです。

狙っているキーワードの共起語が多く含まれているページは、関連性が高いというシグナルを出すので、Googleのアルゴリズムの評価にプラスの影響があります。

共起語は以下のようなツールで抽出できるので、自分の狙っているキーワードの共起語はしっかり押さえておきましょう。

https://neoinspire.net/cooccur/

飽きずに読めるよう工夫を凝らす

脳に負担の少ない文章にする

人間の思考様式から考えて、脳に負担の少ない文章にすることは非常に重要です。

2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏は、著書『ファスト&スロー』の中で人間には2つの思考があると述べています。

・「システム1」は自動的に高速で働き、努力はまったく不要か、必要であってもわずかである。また、自分のほうからコントロールしている感覚は一切ない。

・「システム2」は、複雑な計算など頭を使わなければできない困難な知的活動にしかるべき注意を割り当てる。システム2の働きは、代理、選択、集中などの主観的経験と関連づけられることが多い。

ダニエル カーネマン,村井 章子. ファスト&スロー (上) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.569-574). 早川書房. Kindle 版. 

人間が文章を見た時にまず最初に働くのは、直感的判断を司る「システム1」です。

この思考回路に読む価値がある文章だと認識されなければ、ユーザーはそのページから離脱します。

目安としては中学生でも読めるレベルの、読む努力を必要としない文章を書きましょう。

なお、文章を読みやすくするからと言って、論理性を欠いた文章にならないよう注意しましょう。

論理性を欠いている文章は「システム2」に読む価値がないと認識され、ユーザーはそのページから離脱するためです。

装飾を工夫する

読者が飽きずに読めるよう、装飾を工夫して分かりやすくしましょう。

以下の7つはよく使う装飾なので、参考にしてください。

よく使う装飾

・画像
・表
・箇条書き
・吹き出し
・文字装飾
・枠
・背景

装飾を導入するには、プラグインでエディタを拡張したり、WordPress初心者の場合は有料テーマを購入するのも良いでしょう。

有料テーマはSANGOやJINがおすすめです。当社が運営しているJPSTREETでもSANGOを使っており、さまざまなキーワードで上位表示されています。

画像を工夫する

基本的にH2やH3の見出しの下に画像を入れていきますが、効果的な画像や図解を入れられると、読者の理解度や満足度が上がります

記事で使う画像は素材サイトを使うか、引用元を明記して引用するかの2パターンです。

素材サイトを使う場合は以下がおすすめです。

O-DAN:無料
O-DANは名前の通りの画像を横断検索できるサービスです。40以上のサイトから日本語で横断検索できるので、無料のみで使いたい場合はおすすめです。
Canva:無料、有料
Canvaはクラウド型のグラフィックデザインツールです。デザインのイメージが強いかも知れませんが、実は画像検索としても優秀なサービスで、写真ACやぱくたそよりも量・質ともに良い画像が多い印象です。画像だけでなく図解も作れて、月額1,000円(年払い)で全機能が利用できるのでとてもコストパフォーマンスの高いサービスです。
Canvaでブランドを構築して、魅力的なロゴを数分でデザインしましょう。今すぐ開始!
Shutterstock:有料
Shutterstockは月額料金が高めですが、その分クオリティが高いので競合と差別化ができます。予算に余裕がある方にはおすすめです。

また、画像を使う場合はサイトの表示速度が遅くならないよう、プラグインやサービスを駆使してデータ量を圧縮しておきましょう。

ステップ3:記事を推敲する

ステップ3:記事を推敲する

一次情報を書き情報の質を高める

一次情報とは「自分が直接体験をすることで得た情報、もしくは自分で行った調査や実験で得た情報」です。

この一次情報を根拠にしてライティングをすることで、SEOにとって重要な専門性・権威性・信頼性が自ずと高まっていきます。

また、一次情報は被リンクが集まりやすく、被リンクが増えると一層SEOにプラスの影響があります。

作成した記事は再度見直し、一次情報を書けるところは一次情報に置き換えていきましょう。

自分が一次情報を持っていない場合でも、他サイトや書籍等からの引用で一次情報を補いましょう。

『SXO対策』で読者に再検索させない

SXOとは検索体験最適化(Search Experience Optimization)のことであり、ユーザーが検索し始めてから完了するまでの検索体験を指す言葉です。

検索したユーザーが最終的に満足できるようなコンテンツを作ることを、特にSXO対策と呼んでいます。

SXO対策の基本的な戦略は『再検索させないこと』で、自分の作った記事だけでユーザーの検索体験が完了することをゴールにすると良いです。

ステップ1〜ステップ2で行った内容をもう一度見直し、「検索意図は完全かつ網羅的に満たされているか?」「文章は一貫して読みやすく、論理構成は完璧か?」「装飾や画像は適切で、読者の理解を助けられているか?」など、厳しい視点で記事をチェックしていきましょう。

また、記事公開後にリライトしていく場合も『SXO対策』を念頭に置き、改善できる箇所は常に改善し続けましょう。

まとめ

この記事ではSEOライティングの基礎からコツまでを解説してきました。

SEOライティングは基本に忠実であることと、実践経験が何より大切です。

記事作成やリライトの際、本記事を見ながらより良質なコンテンツに仕上げていただけると、筆者として大変嬉しく思います。

株式会社Abentryでは、上場企業から中小企業まで様々な業種で得たノウハウをもとにSEO対策を行なっています。SEO対策でお困りの方は、以下のリンクよりぜひ問い合わせをお願いします。

SEO対策の全体像を知りたい方は『SEO対策とは?キーワード選定やメリットデメリットまで徹底解説。』を参考にしてください。

この記事を書いた人

江口 朋宏

株式会社Abentry 代表取締役社長

1997年、大阪生まれ。2018年にWEB制作会社にプログラマーとして入社。メディア制作やLP制作などの開発案件に携わり、ディレクター兼プログラマーに社内転職。企画立案、構成の決定、記事制作のためのライターのアサイン、編集者のマネジメント、サイト設計などの業務に携わり年間10サイト以上リリース。その後、SEOやプログラミングのスキルを活かしフリーランスとして独立。フリーランスでは上場企業から中小企業まで、幅広い業種のWEB集客(SEO・広告運用)およびWEB制作を請負。2020年に株式会社Abentryを創業。

1997年、大阪生まれ。2018年にWEB制作会社にプログラマーとして入社。メディア制作やLP制作などの開発案件に携わり、ディレクター兼プログラマーに社内転職。企画立案、構成の決定、記事制作のためのライターのアサイン、編集者のマネジメント、サイト設計などの業務に携わり年間10サイト以上リリース。その後、SEOやプログラミングのスキルを活かしフリーランスとして独立。フリーランスでは上場企業から中小企業まで、幅広い業種のWEB集客(SEO・広告運用)およびWEB制作を請負。2020年に株式会社Abentryを創業。

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