ホームページリニューアルの費用相場をプロが徹底解説!【費用を抑えるポイント付き】

これからホームページのリニューアルを考えている方で、そもそも相場がわからなくて困っている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、ホームページリニューアルの費用相場をサイトの種類別に解説していきます。
費用を安く抑えるポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください!
なお、この記事で言うホームページとは、WEBページ一般のことを指しています。
- ホームページリニューアルの目的とタイミングとは?進め方のポイントも徹底解説!
- WEBサイト運用とは?運用の必要性、費用相場についてプロが徹底解説!
- WEBサイトの保守とは?保守の必要性、費用相場についてプロが徹底解説!
目次
ホームページリニューアルで費用が変わるポイント

ホームページリニューアルとひとくくりに言っても、必要な費用はそれぞれのサイトで異なります。
ここでは特に費用が大きく変わるポイントに絞って解説していきます。
サイト規模(ページ数)
チェックポイント
・サイトのページ数はどのくらいか
・レイアウトやデザインはどの程度転用できるのか
最も大きく費用に影響するのはサイト規模(ページ数)です。
例えば、10ページと100ページのホームページだと、同じ費用で制作できないのはイメージしやすいですよね。
また、ページ同士でレイアウトやデザインを転用できるかどうかも費用に関わります。
ページ数が多い場合でも、レイアウトやデザインを転用していくほど費用を抑えることができます。
逆にページ数が少ない場合でも、全てのページのレイアウトやデザインが異なると費用が高くなります。
SEO対策やブランディングの有無
チェックポイント
・集客増が必要な場合、SEO対策は行うのか
・商品やサービスのブランディングは行うのか
「見込み客の情報を集める」「資料請求を増やす」などの目的でホームページへの集客を増やしたい場合、SEO対策を行なうことが重要です。
SEO対策にはかなりの時間と工数がかかります。
事前調査や設計、コンテンツの生産、成果が出るまで改善など、幅広い対応が必要なのでまとまった費用が必要です。
また、商品やサービスのブランド力を向上させたい場合、ブランディングも必要でしょう。
ブランディングについても、市場調査やコンセプト設計、サイト設計など、事前の設計にかなり時間がかかります。
SEO対策やブランディングを依頼する場合は、『サイト設計』『コンセプト設計』などが費用に追加されることを覚えておきましょう。
コンテンツ
チェックポイント
・既存のコンテンツを活用して良いか
・新規コンテンツを作る場合、制作会社で作成するのか
・画像や動画は制作会社で準備するのか
コンテンツについては、どれだけ制作会社が準備するかによって費用が変わります。
基本的に、文章や画像、動画を制作会社が用意すればするほど費用が増えます。
リニューアルの場合、既存のコンテンツがあるページはそれを活用したり、素材をできるだけクライアント側で準備することによって費用を抑えることができます。
機能
チェックポイント
・自社で管理運用するための独自機能をどの程度導入するのか
・決済機能など、外部連携が必要な機能は導入するのか
・既存機能との連携が必要なのか
機能については、何をどれだけ実装するかによって費用が変わります。
プラグインなどが使える機能は基本的に導入が簡単ですが、外部システムや既存機能との連携が必要な機能は導入が難しくなりがちです。
導入に必要な工数が増えればそのぶん費用も増えるので、導入したいシステムがある場合は事前に制作会社に相談しておきましょう。
制作会社にそのシステムに関するノウハウがあれば、費用が少なくて済む場合もあります。
コーポレートサイトのリニューアル費用相場

目的 | ページ数 | 制作費用 | 運用費用 | 制作期間 |
デザインのみのリニューアル | 20~30ページ | 100万円以下 | – | 2〜3ヶ月 |
SEO対策で集客を増やしたい | 100ページ以下 | 100〜300万円 | 10〜20万円/月 | 3〜4ヶ月 |
SEO対策で集客を増やしたい | 100ページ以上 | 300万円以上 | 20〜30万円/月 | 4〜6ヶ月 |
商品やサービスのブランディングをしたい | 30ページ以下 | 100〜300万円 | – | 3〜4ヶ月 |
商品やサービスのブランディングをしたい | 30ページ以上 | 300万円以上 | – | 4〜6ヶ月 |
コーポレートサイトは、企業ブランディングの向上、売上向上、情報整理などのためにリニューアルされます。
費用相場は目的とページ数によって異なり、SEO対策やブランディングを含めて、大量のページでリニューアルを行うと高くなります。費用が気になる方は、商品ページやサービスページは共通のデザインやレイアウトを使うなど、費用を抑えるための工夫を検討しましょう。
なお、コーポレートサイトのリニューアルは、3~5年周期で行われることが多いと言われています。
BtoC企業は、BtoB企業よりもリニューアル頻度が短くなることが多いです。
オウンドメディアのリニューアル費用相場

目的 | ページ数 | 制作費用 | 運用費用 | 制作期間 |
デザインのみのリニューアル | 10〜15ページ (テンプレート数) | 100万円以下 | – | 2〜3ヶ月 |
SEO対策で集客を増やしたい | 100ページ以下 | 100〜300万円 | 10〜20万円/月 | 3〜4ヶ月 |
SEO対策で集客を増やしたい | 100ページ以上 | 300万円以上 | 20〜30万円/月 | 4〜6ヶ月 |
オウンドメディアは見かけのページ数は多いですが、テンプレート数は少ないです。
100ページ以上のオウンドメディアでも、実際に制作するのは10ページ程度ということもよくあります。例えば、当サイトもオウンドメディアですが、大きく分けると8種類のテンプレートで構成されています。
オウンドメディアのリニューアル費用は、コンテンツ制作やSEO対策まで含めると高くなります。
オウンドメディアは基本的にSEO対策で集客していくため、SEO対策も含めたリニューアルで数百万円の費用がかかることが多いです。
ECサイトリニューアルのリニューアル費用相場

目的 | ページ数 | 制作費用 | 制作期間 |
ECカートの 変更なし | 100ページ以下 | 100万円以下 | 2〜3ヶ月 |
ECカートの 変更なし | 100ページ以上 | 100〜500万円 | 3〜4ヶ月 |
ECカートの 変更あり | 100ページ以下 | 100〜500万円 | 3〜4ヶ月 |
ECカートの 変更あり | 100ページ以上 | 100〜1,000万円 | 3〜6ヶ月 |
フルスクラッチ開発 | – | 500万円以上 | 4〜8ヶ月 |
ECカートとは、オンライン上での商品購入を可能にする一連の機能を持ったソフトウェアのことです。
ECサイトリニューアルのリニューアルは、ECカートを変更するかによって費用が大きく変わります。
ECカートを変更する場合は、管理画面を含めた既存機能の大半が変わるので、フルリニューアルに近い形式になり数百万円以上の費用がかかります。
ECカートを変更しない場合は、デザインのみのリニューアルに近い形式になり、ページ数によっては100万円以下でのリニューアルも可能です。
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ホームページリニューアル費用を安く抑えるには

ホームページリニューアルには費用を安く抑えるポイントがあります。
それぞれのポイントを参考に、費用を抑えながらリニューアルを行なってみてください。
事前準備を怠らない
費用を安く抑えるためには、リニューアル前の事前準備が大切です。
最低限以下の内容は事前に決めておき、社内で合意を取っておくと良いでしょう。
最低限決めておきたいポイント
・リニューアルの目的、目標
・ターゲットユーザーのペルソナ
・デザインで参考にしたいホームページ
事前準備をしておくと費用が安く抑えられる理由は、「ディレクション費用を抑えられるから」です。
ディレクション費用とは、プロジェクトの進捗管理にかかる費用のことです。
・事前準備がしっかり行われており、やり取りがスムーズ
・要件変更が最小限でデザイン・開発がスムーズ
こういったクライアントは制作会社からすると非常に仕事がやりやすく、その分ディレクション費用が調整されたりします。
できるだけ事前準備を行って、リニューアルをスムーズに行えるようにしておきましょう。
企画と設計を決めたら覆さない
ホームページリニューアルでは、企画と設計に基づいてホームページを制作していきます。
この企画と設計の内容が覆ってしまうと、新たに開発が必要になることが多いです。
「見積と実際の請求金額が全然違う」ということにならないよう、企画と設計を決めたらできる限り内容を覆さないようにしましょう。
ホームページ制作の流れについては『【プロが教える】WEB制作の流れとは?公開までの5ステップを徹底解説!』に詳細をまとめています。
ちなみに、「ここの余白を調整したい」「画像を差し替えたい」というような機能に関与しない修正は、すぐに対応できるので問題はありません。
安さだけで制作会社を選ばない
矛盾するようですが、安さだけで制作会社を選ばないようにしましょう。
ホームページリニューアルの費用相場は決して安くないので、「より安い制作会社に依頼したい!」と考える人も多いと思います。
ただし、安さにはそれなりの理由があるものです。弊社が実際に見たことがある事例をいくつかご紹介します。
相場より安い制作会社で実際にあった事例
・プログラミングをせず全体的にツールで済ませるため、レイアウトや機能に制約が多い
・デザインのレベルが低く、ユーザーに満足してもらえない
・無理やり作っているため中身が難解になり、その後のリニューアル難易度が上がる
もちろん相場より安くてコストパフォーマンスの高い優良な制作会社は存在するので一概に言うことはできません。
しかし、安いだけの制作会社が作ったホームページは、その後のリニューアルで活用することができず「後々コストが高くつく」ということになり兼ねません。
安さだけで選んで後から困ることが無いよう、くれぐれも注意してください。基本的には、ある程度の費用をかけても、信頼できる制作会社に依頼することをおすすめします。
まとめ
この記事ではホームページリニューアルの費用相場を、サイトの種類別に解説してきました。
・コーポレートサイトのリニューアル費用相場
・オウンドメディアのリニューアル費用相場
・ECサイトリニューアルのリニューアル費用相場
また、費用を安く抑えるポイントは以下の通りです。
・事前準備を怠らない
・企画と設計を決めたら覆さない
・安さだけで制作会社を選ばない
これらを参考にして、ぜひ満足のいくホームページリニューアルを実施してください!
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ノウハウをもとにWEB制作を行なっています
・自社のホームページを立ち上げたい…
・今のサイトを本格的にリニューアルしたい…
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ホームページリニューアルについて詳しく知りたい方は『ホームページリニューアルの目的とタイミングとは?進め方のポイントも徹底解説!』を参考にしてください。